「税金たれ流しの産廃処理施設『かながわクリーンセンター』を問う」７．１９集会を開催します

４月２１日の総会で、よこはま、かながわ、かわさきの３オンブズマンが連携して「かながわクリーンセンター」に税金が投入されている問題について追及することを決めました。その取組みの第１弾として、３オンブズ共催で下記の集会を開催します。ぜひご参加ください。

記

日時　７月１９日（木）１８：１５〜２０：３０（開場１８時）　

場所　かながわ県民センター４０２号室（定員９０名）

＊かながわ県民センターは横浜駅西口、旧三越（現ヨドバシカメラ）の手前を右折して橋を渡ってすぐ。

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＜かながわクリーンセンターとは＞

「かながわクリーンセンター」は神奈川県・横浜市・川崎市が出資して設立した財団法人「かながわ廃棄物処理事業団（ＫＨＪ）」が川崎区千鳥町につくった産廃の中間処理（焼却）施設。民間業者が排出した産廃の処分を税金でまかなうために大規模場な焼却処理施設をつくった例は、全国でも他にほとんどありません。

＜０６年１１月横浜地裁判決の波紋＞

０６年１１月、かわさき市民オンブズマンが原告となって起こした「かわさき港コンテナターミナル（KCT）住民訴訟」で、横浜地裁が画期的な判決をくだしました。川崎市が金融機関と損失補償協定を結び、その履行としてKCTの破産にともない補償金（９億円）を支払ったことが違法であると指摘したのです。この判決は、各地の市民オンブズマンの注目を集めるところとなり、同様の損失補償の事例について追及を進めようとの機運が高まりました。ＫＣＴ訴訟判決という成果を獲得した神奈川の３オンブズが、次のターゲットと考えたのが「かながわクリーンセンター」です。ＫＨＪに対する神奈川県、横浜市、川崎市の損失補償契約に係る債務残高は、各２０億８千万円（平成１８年度総務省データ）です。集会を経て、住民監査請求へと進む予定ですので、どうぞ注目を！