―――――市政への苦言・提言・賛同―――――

「平成１９年度包括外部監査報告書」

　　　　今度の報告も秀逸、是非読もう

　　　　　　　　　　　　　　間瀬　辰男

　２月１日「平成１９年度包括外部監査結果報告」が、前年と同じ監査人である仁平信哉弁護士から提出された。今回は、資源循環局を監査対象としたもので、前回の港湾局同様中身の濃い報告となっている。ざっと見ただけだが、「随意契約を２５年以上前から継続していた可能性がある」ケースなど不適切事項が長期間継続していることが指摘されている。前年、今年の２つの報告から浮かび上がることは、各局とも誰のためかは分からないが、利権を守るためと思われるものが温存されていることが窺われることである。

　また、樹木の剪定枝資源化事業・ごみ収集車の廃車処理など無責任な仕事振りが指摘されている。

　これらの指摘を見ると、監査委員・監査事務局は一体過去に何をして来たのかというのが、率直な感想である。監査委員は、名誉職と考える向きも有るかもしれないが、今や監査委員の過去の業績を評価すれば、不名誉職と言いたくなる。

　外部監査契約の同一監査人との契約継続は、法律上３回まで継続できることになっているので、実績に照らし平成２０年度も同一監査人との監査契約を要望したいと考える。

　なお、報告書は横浜市ホームページの監査事務局にアクセスすれば閲覧できる。

また、筆者の「市民からの提案」が採用され、今年から、「包括外部監査報告書」が一般にも有料頒布（今年は１部２００円）されることになり市民情報室で購入できる。

　ぜひ、購入して読んで見よう。そして結果をフォローし、記念品として保存しよう。